【中学受験】受験校の選び方 指定校推薦について考える

【中学受験】受験校の選び方 指定校推薦について考える

【中学受験】を考えている方は、何をポイントに学校を選択していますか。

以前こちらの記事で、興味のある学校の説明会へ行って確認してくるポイントについてお話ししています。

 

学校説明会について

 

今回はこの記事には載せていない、学校選びのポイントをひとつご紹介します。

 

6年後を見据えた「指定校推薦」

 

???ですよね。
以下ご説明していきます。

 

私自身、都立中学から指定校推薦で大学へ進学し、娘も私立の中高一貫校から指定校推薦で大学へ進学しています。娘の場合は大学附属校にいながら、あえて他大学へ進学しました。

 

では早速いきましょう。

 

*本記事は2017年に指定校推薦を選択した娘の体験記を基に記事にしています。今後推薦基準が変更されることがありますので、受験情報にご注意ください。

 

 こんな方におすすめ 

☑中学受験を検討している方

☑高校受験を検討している方

☑指定校推薦に興味のある方

 

指定校推薦とは

 

指定校推薦(していこうすいせん)とは、推薦入学の方法の一つである。日本ではそのほとんどが私立大学で実施されている。大学短大専門学校など(以降、大学等と略す)が、指定した教育機関(以降、指定校と略す)に対し推薦枠を与え、指定校では進学を希望する生徒に対して選抜を行い、大学等はその選抜された生徒に対して面接などの試験を行って合否を判定する入学試験の制度の一つ。

出典:Wikipedia

 

つまり、大学側が指定した条件をクリアした生徒が、校内推薦を受け、面接等の試験によって合否が決定するという入試方法です。

 

この「大学側が指定した条件」というのが、大学によって様々です。

<例>

  • 内申3.5以上
  • 内申3.5以上 + 英語4.0以上
  • 内申3.5以上 + 生物・化学・物理のうち1科目3.5以上

 

これは大学入学後に必要な学力に達しているかを大学側が判定する材料とするため、大学によって変わります。

 

なぜ【中学受験】で考える必要があるのか

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まずは中学受験が終わってから、となるところですが、6年間なんてあっという間に過ぎていきます。

6年のうち高校2年生では「文系」「理系」「私大希望」「国公立希望」など進路を見据えたクラス編成になります。

 

そんな時に慌てないためにも、自分が受験しようとしている中学(もしくは高校)にはどんな大学から指定校推薦が来ているのかと考えておくことは大切です。

狙っている大学があるなら、その指定校の条件をクリアするような進路選択をすればいいからです。

例えば先ほどの<例>の3つ目のように、[生物・化学・物理のうち1科目3.5以上]といわれているのに、どれも選択科目として取っていなかったでは遅いんです。

 

将来子どもがどうしたいかなんてまだ分からないとは思いますが、知識として頭の中に仕入れていくことは決して無駄ではありません。

特に我が家のように、そもそも大学附属校を中学受験の条件にしている場合でも、他大を希望することになる可能性もあったので、ここは必ず確認しました。

指定校推薦は、その制度を利用して入学した生徒が大学で真面目に過ごしている限り、翌年も推薦校として指定してくれることが多いのです。

ですから昨年来た指定校推薦枠は今年もあるだろうと予測できます。

その実績を確認しましょう。

 

おすすめする理由

 

高校3年生の秋には進路が決まる

最大のおすすめポイントです。

11月中には合否判定がでるので、高校3年生の年末年始をゆっくり家族と過ごすことができます。

一般受験ではその頃最後の追い込みをしているので、お正月どころではない雰囲気になりますよね。

精神の安定をもたらしてくれます。

 

受験費用が1校分ですむ

1校当たり試験代が3~3.5万円として、一般受験では何校も申し込みをします。

平均10校として30万、入学金を次の合格発表まで待ってくれないスケジュールだと1校につき30~40万くらい。

受験するだけでこれだけの費用がかかってきます。

それが、たった1校分で済みます。

受験までの塾代も相当かかっているはずです。

そんな中、1校分で済むんですから家計が助かることはいうまでもありません。

 

真面目にコツコツ派が報われる

推薦条件である内申は、高校1年生からの平均値になります。

つまり1年生のうちからコツコツ真面目に中間期末テストをクリアしていけばいいのです。

クラブ活動や委員会にも積極的に参加し、学校生活を楽しんで過ごしていけば、全体評価も上がるでしょう。

試験一発勝負が苦手なお子さんでも大丈夫です。

 

万が一の時には一般受験できる道が残されている

合格発表は11月中には判明する大学が多いです。

万が一、万が一不合格でも、一般受験できます。

そのためには合格が確定するまで、受験勉強を怠らないことも大切です。

娘も合格通知が届くまでは、塾へ行き受験勉強を続けていました。模試を受けたり過去問を解いたり。

合格後すぐに塾はやめました。塾代がかかるのと、一般受験のお子さんとのモチベーションに違いが出てきてしまうからです。

でもそれまでは頑張って勉強してましたよ。

 

デメリット

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校内推薦がカギ

校内推薦に通らないといくら行きたくてもその制度を利用することはできません。

まずは行きたい大学の条件をクリアします。

そのために中間期末テストで点数をとっていきます。

 

条件をクリアしたとして、次に問題なのは、競合相手がいないかどうかです。

同じ大学を希望している生徒がいる場合、基準となるのは内申点です。

審査基準がわかりやすいということで、0.1点でも上位の方の生徒に推薦が決まります。

ですから例えば内申3.5以上といっても、0.1点でも高くしていく必要があります。

 

競合相手がいるかどうかはその本人が言わない限りわかりません。

そのためにも条件ギリギリでの勝負は危険なんです。

0.1点でも余裕を持って臨みたいところです。

 

もし同点だったら、次に判断するのは普段の生活態度やクラブ活動・委員会活動など、学校生活全般にかかるところになります。

こうなると難しいですよね。

競合相手がどんな学校生活を送ってきたかなんてわかりませんから。

 

ですからまずは内申を上げることに全力を注ぎ、条件を余裕を持ってクリアすることです。

 

校内での推薦がいただけたら、面接対策などの試験に備えましょう。

 

一般受験への切り替えが大変

先ほど「万が一の時は一般受験への切り替えが間に合う」とお話ししました。

間に合いますが、気持ちの切り替えは大変です。

 

一般受験を考えている場合、高校2年生の後半から中間期末に対する考え方が変わってきます。

中間期末対策にかける勉強時間より、受験勉強にかける時間の方が増えていきます。

しかし指定校を狙っている場合、中間期末対策に重きを置きます。

その時間配分が難しいところです。

 

一般受験をしたお子さんから話を伺うと、正直なところ中間期末の対策は授業中のみで完結し、その他は受験勉強をしていたそうです。

 

このように推薦を考えている場合で万が一校内推薦が通らなかったとか、当日の面接で大失態をしたとかで一般受験に切り替える場合、期間としては間に合いますが、勉強のスタイルの違いから希望大学への合格が困難になることを考えなくてはなりません。

しかしそこは本人の気持ち次第な面も。

頑張りしだいで切り抜けられる可能性も十分あります。

 

 

チャンスがあるなら挑戦する価値あり

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個人的には「指定校推薦」で大学に進学することはメリットの方が多いと考えます。

学校生活を十分楽しみながら

受け入れる大学側も条件に合う学生が入学してきて

しかも学校からの推薦状を持っている

ということから、お互いWinWinの関係にあるのではないでしょうか。

一般受験のシステムが数年ごとに変化してもこの制度が無くならないのは、この関係があるからだと考えます。

 

ですから、チャンスがあるなら挑戦した方がいいと思います。

そのために行きたいと考えている大学から推薦が来ているのかを調べておくことは大切です。

【中学受験】をするための受験校選びのひとつとして考えてみませんか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

少しでもお役に立てればうれしいです。

*本記事は2017年に指定校推薦を選択した娘の体験記を基に記事にしています。今後推薦基準が変更されることがありますので、受験情報にご注意ください。

 

 

 

 

 

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